地域の電源が新たに加わりました

2017年11月1日、本年7月に着工しておりました鳥取市秋里下水終末処理場におけるバイオマス発電設備新設工事がいよいよ完了し事業を開始いたしました。
発電所の正式名称は「秋里下水処理場バイオマス発電所」です。本事業は構想から約2年半を掛けた官民協働による中国地方で初めての事業となります。下水処理の過程で発生する消化ガスを抽出し、発電機の燃料として利用することで電気エネルギーとして再度地域の皆様に供給するものです。
この度新設された発電設備は、鳥取ガス㈱がFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)の認定を受け設置し、発電された電気を弊社が買い取り24時間安定的に供給可能な弊社のベース電源として活用いたします。
この発電所の完成により、これまで以上にエネルギーの地産地消が可能となりました。
とっとり市民電力は、これからも地域内電源の開発や調達契約の促進を継続的に計画していきます。

施設概要

施設名称 秋里下水処理場バイオマス発電所
設置場所 鳥取市秋里
発電出力 200kW(25kW×8台)
一般家庭消費電力 約390世帯分